

『待ちきれなくって・・・Kaoruko』
1982年6月21日
SIDE-A
1. 「ジューシィ気分」 三浦徳子/原川 健/大谷和夫
2.「そよ風のオルゴール」いわさきゆうこ/黒住憲五/大村雅朗
3. 「春はシルキー」小林和子/網倉一也/大谷和夫
4. 「ペパーミント・シャワー」小林和子/網倉一也/大谷和夫
5. 「虹いろの瞳」三浦徳子/網倉一也/大村雅朗
SIDE-B
1. 「渚のプレリュード」 いわさきゆうこ/黒住憲五/大村雅朗
2. 「風のジェラシー」三浦徳子/網倉一也/大村雅朗
3. 「サマー・エンジェル」竜真知子/林 哲司/大谷和夫
4. 「ラブリー・シーズン」 竜真知子/見岳 章/見岳 章
5. 「バイ・バイ・イエスタディ」青木久美子/林 哲司/大村雅朗





「大和撫子"春"咲きます」
岩里祐穂/岩里未央/見岳 章
C/W「片想いのイニシャル」
青木久美子/原川 健/矢野立美
1983年2月21日


♪夏を待ちきれなくってぇ〜〜、と前作でウズウズしていた薫子ちゃんの夏ソングが遂に登場。タイトルはまたしても意味が分からない系で「イニシャルは夏」。
なんていうか唐突過ぎるなぁ…イニシャルは夏なのか。よくわからない。
まぁそんなものは薫子ちゃんのこの弾けるような明るい歌声とフリツケで吹っ飛ばされ、リスナーに思考を与える余地もないような世界観が構築されていました。
曲は前作と同様の跳ねるようなテンポが可愛い正統派アイドル歌謡曲。
薫子ちゃんの明るくて可愛いルックスのイメージにもピッタリでこれは売れてもいい曲だと思うんですけど…結果は聞かないで。
♪らぶらぶらぶらぶぅーらぶみとぅ〜〜、ってフレーズが独特でステキ。
全編跳ねるようなテンポで突き進み、ボーカルもご機嫌、アイドルの夏ソングとしては個人的にかなり好きな曲で夏になると思わず♪イニシャルは夏よっ、と口ずさんでしまうの。発売日は6月で初夏といった頃に発売され、これから夏に向かう雰囲気が充分に表現された曲。B面もやはり良いんだよねぇ。
こちらも薫子ちゃんらしいアップテンポで弾むような曲で、言葉遊びみたいなリズム感が楽しいサビとか薫子ちゃんの明るくて可愛いボーカルと相まってとても魅力的。こんな明るい曲なのにも関わらず♪コバルトの夢を抱きしめ泣きたい〜、という歌詞は恋にとまどいながらも無理矢理明るく務めようとする少女の心を描いているようで、奇妙な対比効果を生み出している。
レコードは夏にふさわしい涼しげなブルーのカラーレコードにピクチャーレーベルでTDKレコードの力の入れ具合も分かるというものでした。
どうでもいい話なんですが、「イニシャルは夏」のオリコンに載った広告に、"特典:ブルーカラーレコード(薫子の澄んだ瞳の色)"という表記がありましたが・・・え?薫子ちゃんて外人さんでしたっけ?(笑)
ホント、デビュー曲からキャッチーでおまけにセカンドはこの出来ですからブレイクしてほしかったなぁ〜。やっぱりあまりにもアイドル然としたルックスと過剰のフリツケ(一生懸命やってるからこそなんだけどね)がかえってドン引きだったのかなぁ?
こういうついつい口ずさみたくなるような曲って今はないですね。
82年デビュー。
私の大好きな方をご紹介します。
なんといっても可愛いし、瞳・少・女というキャッチフレーズもそのままにその大きなおメメには同性の私でもやられっぱなし。当初は後に82年組の代表格となる小泉今日子や中森明菜よりも人気がありましたが、一連の82年組の巻き返しによりあっけなくアイドルとして惨敗してしまった方。ただそれだけでは終らなかったのが彼女の凄い所でアイドル時代から得意だと公言していてLPの歌詞カードにも自ら描いて披露していた絵を生かして近年ではイラストレーターKaorukoとしてその名を馳せております。
彼女は当初は正統派アイドルとしてポップでキャッチーな82年デビューにふさわしい新時代のアイドルというようなアイドルソングをリリースしていましたが、年が明け83年になるなりまるでトチ狂ったのかと思うような色物コンセプトの「大和撫子"春"咲きます」「Oh!新鮮娘」を連続リリース。正統派アイドルから一挙にキチ○イ的なコンセプトを引っさげて再起を計ろうとする彼女のこの路線は個人的には大好き!てか、このトチ狂い路線があるからこそ私は新井薫子ファンだとも言えるのですが(笑)かなり屈折したファンかもしれませんが、あそこまで出来るアイドルは薫子ちゃん以降は宍戸留美とかそのあたりしか私には想像できないんですが・・・。
でもアイドルとしては純粋に可愛かったですよね。デビュー時から完璧なくらい可愛らしくて、逆にその完璧さがダメだったのかなぁ・・・?
歌も言われる程ヘタではないし、明るくてハツラツとした歌声は気持ちを明るくさせてくれます。(私がファンだから甘いのか?)
そして何よりテレビ画面に出てくるとやっぱり華がありました。
少女漫画の女の子みたいな大きなおメメ、オーバー過ぎる振付…ハマりまくりです。
歌手としてはシングル6枚、オリジナルアルバム3枚、ライブ盤1枚とそこそこ健闘しました。
売上結果は良かったとはいえないものの、TDKレコード初の歌手ということでかなり力を入れてもらっていたのはよくわかります。
今は亡きTDKレコードの第一号歌手として華々しくデビューしたものの、全曲未CD化状態。
噂によるとマスターテープが処分された為CD化できないという話もあるのですが、どうなんでしょう。
需要はそこそこあると思うのでいつかCDとして薫子ちゃんの曲を復刻してほしいものです。(あ、徳丸純子さんも・・・!)
Vividさんあたりに少し期待してますが、最近は復刻もないしこれだけ沢山のB級アイドルのCD化がされる中で未だTDK歌手の新井さんと徳丸さんだけ・・というのは難しいのかな。こんな名曲の数々を永遠に埋もれさせておくとは勿体ない事です。レコード盤から起こしてでもCD化を熱望しちゃいますっ!
現在はイラストレーターとしてご活躍中のKaorukoさん。
ニューヨークで個展を開かれたりとますますのご活躍。
これからも得意な絵を生かして頑張ってください、応援してます。
最近はブログも書かれていて、薫子ちゃんが頑張っている姿が垣間見れてファンとしては嬉しい限りです。
「イニシャルは夏」
三浦徳子/網倉一也/大村雅朗
C/W「Holiday」
三浦徳子/網倉一也/大村雅朗
1982年6月9日


↑こちらは当時よくあった新曲キャンペーンなどで書かれたサインだと思われます。
レコード会社の色紙にサインが書かれていますが、とっても豪華な色紙です。
薫子ちゃんの写真入りでなんともアイドルらしくて良いですね〜。
また、そんな所からもTDKレコードが薫子ちゃんに力を入れていたことがよくわかります。


直筆サイン色紙
『Karrapo』
SIDE-A
1.「Karrapo(プロローグ)」 見岳 章/見岳 章
2.「Happy待夢」青木久美子/見岳 章/見岳 章
3.「不思議な恋の物語」 岩里祐穂/岩里未央/:ジミー中山
4.「日曜日のシンフォニー」SHOW/山川恵津子:/ジミー中山
5.「大和撫子”春”咲きます」 岩里祐穂/岩里未央/見岳 章
SIDE-B
1.「第3の女の子」岩里祐穂/見岳 章/見岳 章
2.「立ち入り禁止」中山恵美子/見岳 章/見岳 章
3.「カオルコの夏が来た」 岩里祐穂/岩里未央/ジミー中山
4.「パラダイス・ムーン」 岩里祐穂/岩里未央/見岳 章
5.「Karrapo(エピローグ)」中山恵美子/見岳 章/ジミー中山



『新井薫子ファーストKissコンサート Kaorukoライブ・ベスト』
1982年12月21日
SIDE-A
1.「〜オーバーチェア〜虹いろの瞳」
2.「ジューシィ気分」
3.「春はシルキー」
4.「三重奏」
5.「17才」
6.「白いギター」
SIDE-B
1.「イニシャルは夏」
2.「赤い靴」
3.「私の彼は左きき」
4.「バイ・バイ・イエスタディ」
5.「愛になりたい」
6.「私の彼は左きき〜エンディング・テーマ〜」


『愛になりたい・・・Kaoruko』
1982年10月21日
SIDE-A
1.「イニシャルは夏」
2.「パステル気分」
3.「二人のティータイム」
4.「踊ってWHITH YOU」
5.「愛になりたい」
SIDE−B
1.「キャンドル17」
2.「落ち葉のランデブー」
3.「この恋可哀そう」
4.「三重奏」
5.「あなたのいないクリスマス」



作家陣からも伺える通り、前作の路線を更に異常追求したような作品。
ブッ壊れ方もハンパじゃない。ここまで来るともうナンでもできるでしょ。
怖いものナシって状態だわね。スタッフは一体どのような方向へ彼女を持って行きたかったのか真のコンセプトというものを知りたいものです。
前作で♪私っ春咲きます!、と"薫子'83開花宣言"(※ブレイク宣言)をかましておいたにも関わらずものの見事に返り咲く事は無く沈没し、またしても懲りずに同路線でイッちゃってます〜〜。次は新鮮娘がテーマかよおっ!アイドルとして完全に腐りかけて腐敗臭すら漂ってた彼女が♪しんせん しんせん しーっんせっん!!!♪とブリッ子カマトト声を精一杯張り上げ、ピーターパンかなんかの出来損ないのような安っぽい衣装(またしてもピンクのキラ☆テカスパッツだよぉぉぉ!)でオーバーなリアクションと共に歌い踊る様は痛々しいとかそういうものを超えて一種の羞恥プレイかと思える程。
「大和撫子〜」からやや太り始めた彼女も(病気だったという話しも・・・)パンパン度が最高潮で、これまた似合わないショートカット(大きな目が更にバカでかく見えた)んで、このキ●ガイちゃんちゃら路線ですから救いようが完全になくなってました。曲はこれまた一風堂を連想するテクノ歌謡路線でサウンド的には前作よりこちらの方が更におもしろみを増しています。
もう引退決まってるならナンでもできるって?まぁとにかくスゴいのひと言。
♪アッと言わせるゾぉ!!、だの♪感激してね〜、♪脱帽してね〜だの(挙句の果てに♪私はあなたの新鮮娘!、ってね〜〜〜)またしても自己アピ路線の過剰歌詞は前作より更に緊迫度増してていいねぇ。
残念ながらアッと言わせる事は別の意味でしか出来なかったような感じですが(笑)
ここまで出来るアイドルもなかなか居ませんが、ここまでやらせてしまう事務所もなかなかないでしょ。勇気いるゥ〜。まるで一年前「虹いろの瞳」で正統派アイドルとしてデビューしたのが夢か現か幻か、はたまた別人かといったもの。
B面「立ち入り禁止」もテクノ歌謡として完璧、彼女のブリ声もキューティーで絶妙な味わいを醸し出しています。この路線、一般には100%売れないだろうけど私のようなキワモノマニアには大人気だろうなぁ!ここまでアイドルとして崩壊していくとある意味美しさすら感じてしまうわね。
ここまで出来るアイドルの方も少ないでしょうから、薫子ちゃんには大拍手をお送りしたいですネ!けなしてるようですが、めちゃくちゃ褒めてるんでお間違いのないように。
「OH!新鮮娘」
岩里祐穂/岩里未央/見岳 章
C/W「立ち入り禁止」
中山恵美子/見岳 章/見岳 章
1983年5月21日

アイドルが変った曲を出すともうそれは末期の証拠だったりするわけで・・・。
まさにそれを体現したような一曲がこの曲。「大和撫子"春"咲きます」という尋常でないタイトルとジャケ写の薫子ちゃんの妙なヤル気の入り具合(と、ヤケっぱち具合)は前年とはまるで別キャラのような印象すら感じさせる程。まぁとにかくスタッフも御本人もヤケっぱちになってるのがひしひしと伝わる1曲。曲はいかにもな奇をてらったテクノ歌謡で編曲は「すみれSeptember Love」で一世を風靡した一風堂の見岳章によるもの。そのせいかサウンドもどことなしか一風堂の匂いを感じさせるものに。
強烈なインパクトを与える曲ではありませんが、民謡のようなリズムを刻むトラックと♪私春咲きます、見てよホラ咲きます やまとな〜っでしっこ 春咲きます マス!♪という奇妙としか言いようが無い「83年の新生★新井薫子を見てね!」とでも言わんばかりの自己アピールなのか?というような歌詞、更に異常度を増した過剰なフリツケ・・・そして衣装はジャケットと同じこのピンクのピカピカスパッツで踊りまくるというもので画面のインパクトは絶大、しかしおそらく視聴者ならずともこれまでのファンもドン引きでしょ、コレは・・・というような状態。にも関わらず彼女自体はニッコニコで新たな”新井薫子"を懸命に演出していた。(と思う)アイドルとしては完全に落ち目にも関わらず♪私春咲きます、で例のフリツケつきですからから痛々しさにも拍車がかってました。それとは裏腹に曲はノー天気なもので薫子ちゃんの甘ったるい甘えたような歌声とは裏腹に♪ワッオー!なんて気合の入った奇妙なコーラスが入ったり、まぁカオスですね〜(笑)でもどういうわけか、この曲彼女のキャラにはハマってようにも。こんな曲歌えるのは薫子ちゃんだからこそかも!?
B面「片想いのイニシャル」は元ネタが太田祐美「木綿のハンカチーフ」である事がバレバレ。
第二ボタンが〜というのもなんか時代を感じますね。A面とは裏腹にまともな曲なのがこれまた却って居直ったような感じもして変。アイドル歌謡曲の中でも迷曲中の迷曲。この路線があるからこそ新井薫子(一部の人に)評価されてるような気がしないでもないんですけど、どうなんでしょう?少なくとも私はこのヤケっぱちキチ●イ路線は大好きな一人です(笑)一連の82年組が追い上げていく中、次第に取り残されていきなんとか再起しようとワラをも掴む思いでテクノ歌謡というインパクト重視の楽曲に飛びつき、キャラも異常路線、全てが懸命になるあまり空回りしていく様は見ていてB級アイドル特有の悲哀・切なさ、気持ち悪さを感じさせます。相当屈折したファンのようですが、これはこれで大変魅力的だったかと。LOVE!


前作で微妙にアイドルとしてはトドメを刺されかけたフシがあったように感じますが、この曲で完全にぐっさぁぁ!とトドメを刺される事に。
新井薫子凋落の決め手はこの曲だと言っても過言はないでしょう。
何故、今更麻丘めぐみの代表曲「私の彼は左きき」なのか?
大ヒット曲なのでインパクトもやはり強力で、当然の事ながら良曲ですが新井薫子が歌う必要性っていうのは・・・。
カバーに頼らずとも良質な楽曲をこれまでリリースしてきたんだし。
カバー曲の宿命といってはアレですが、特に大ヒットした曲のカバーなんかはオリジナル歌手のイメージがどうしても強いわけでそれを超えるのはどんなに歌がオリジナルより上手かろうとアレンジがオリジナルより秀でていようとやはりオリジナルを超えるのは難しいと思います。それだけイメージというものが完成されてしまっているから。
新井薫子はご機嫌ポップ路線を得意としていたのでこの曲もアリなのでしょうが、せいぜいライブでの披露に留めておくべき。
シングルまでして売り出したのはいかにも新人賞狙いという風情で、それが却って妙な印象を生んでいるような。アレンジは80年代に蘇った「私の彼は左きき」というもので悪くはないし、寧ろ原曲よりキラキラして可愛らしいイメージになっていますがどうしてもこの曲は有名だから麻丘めぐみの印象と新井薫子の印象がリンクされず奇妙なものになってます。曲自体は原曲が大ヒットしたくらいですからいい曲なんだけどね。スタッフの選択がアレだっただけで薫子ちゃんは悪くないのであしからず。
B面「愛になりたい」。
これがまためちゃくちゃいいんだわ。
スローなバラード風ナンバーで何故これをA面にしなかったのか本当に謎。
「私の彼は左きき」なんてリリースせずに「愛になりたい」をA面としてリリースすれば良かったのに!ちょうど前作も哀愁ナンバー、そして発売の11月は秋だししっとりしたこのナンバーはちょうど季節的にも最適だと思うんだけど・・・(♪街に枯葉舞い落ちる季節です、って歌詞があるくらいだし)
あ〜〜〜ホント勿体ない!!「愛になりたい」が出されてたら薫子ちゃんのアイドル生命ももう少し延命された気もしないでもないんだけど。
そういう意味でこの曲がB面扱いというのは薫子ファンとしては腹立ちを超えて怒りすら感じたりします。新人賞という欲をかいたばっかりに結果的には惨敗したって感じなんだよね。キャッチーさとインパクト性での「私の彼は左きき」は分かりますが、いい歌を長く歌わせるという意味では「愛になりたい」がA面でしょっ?新人賞レースでこれをしっとり歌う薫子ちゃんが見たかったな。
2ndアルバムのタイトルが『愛になりたい』っていうぐらいなのでそこそこプッシュされていた曲だとは思うんだけどね〜。(ちなみにこのアルバムには「私の彼は左きき」が収録されていない!)
そういう意味で、ファンとしてなんだか微妙なシングルなんだよね、コレ。
ジャケ写はとっても可愛く撮れているんだけど。
Wジャケの片側の写真も可愛いね。
「私の彼は左きき」
千葉和也/筒美京平/大村雅朗
C/W「愛になりたい」
三浦徳子/網倉一也/大村雅朗
1982年11月21日



秋にリリースという事でこれまでのご機嫌ポップ路線はお休み、
薫子ちゃんとしては初の哀愁路線の曲をリリース。
しかし、この曲が世間的にはトドメだったのか??
新井薫子はアップテンポのものだけじゃなくってこういう切ない歌もうたえますよ、という意味では歌手としての幅を広げたリリースだと思います。
曲自体は悪くはないのですが、この曲はレコード盤とテレビテレビでの披露時のテンポが全く違うというちょっと異例な曲だったのです。
歌謡祭でこの歌をうたっている映像を見てなかなかスピード感のある哀愁ナンバーだな、と思いレコードを買いましたが驚いたのはテンポがまるで違う!!!
なんとレコード盤はテンポが遅いのです。
ですので、印象がまるで違うものに。
なんかちょっとした詐欺に遭ったような気分になりました。アハハ・・・
恐らく当時この曲をテレビで聴いて「いいな〜」と思いレコード買った方も「ええ!?テレビと違うジャン!」と思った筈。
これはちょっと残念。この曲はテレビやライブのテンポの速いバージョンの方が緊迫感もより伝わるし、より歌詞の情感が具体的に伝わっていいんじゃないかと私は常々思うんですがどのような意図がありレコード盤とテレビ・ライブではテンポが違ったのか気になる所。今更そんなもん分かるわけないですが。演奏時間の関係だとは思ってますが。
よく時間の関係でテンポが速くされる事はテレビなんかじゃありましたが、ライブ・残されたいくつかのテレビ歌唱映像でもテンポが速いので多分時間の関係上・・・って事ではないと思うんだけど。もっぱらこの曲はシングル盤よりもライブアルバム『新井薫子・ライブベスト』に収録されたものを聴く事が多いです。♪涙にしてこの日の事忘れるわ〜〜、と指を一本づつ折ってくフリツケが好き。ちょっとうつむき加減の薫子ちゃんも可愛かったわ。
B面はこれまでのB面の路線を引き継いだほんわかご機嫌路線でそつなくまとまってます。やっぱ薫子ちゃんはこういう能天気っぽい曲が似合うなぁ。
♪夏休み過ぎてからじゃ ウルトラCなの、って歌詞は奇妙で妙に残ります(笑)
「赤い靴」
三浦徳子/網倉一也/荻田光雄
C/W「パステル気分」
三浦徳子/網倉一也/大村雅朗
1982年9月5日




デビュー曲。
キャッチコピーは彼女の大きな瞳から取り「瞳・少・女」、そしてタイトルがコレ。で、ジャケットも彼女の大きなおメメがクローズアップされたようなものに。「虹いろの瞳」というタイトルもよく考えれば奇妙極まりないですが、この場合はメルヘンチックだなぁ〜〜〜として取るのが大人というものです。(そうなのか?)曲は82年デビューアイドルにふさわしい垢抜けた正統派アイドルソング。この時点では充分にヒットの予感を感じさせてくれます。
オリコンでは50位以内にランクインし、これが最高位となりました。
TDK第一号歌手という事で宣伝もかなりのものだったようです。
薫子ちゃんのボーカルも伸び伸びとしていてとても爽やか、本当に82年のスーパーアイドルになってもおかしくない出来栄えで何故あまり売上が良くなかったのか疑問すら感じます。サビ部分からの歌いだしというのも刷り込み効果とインパクトは充分で、アイドルのデビュー曲としては成功のパターンでしょう。♪フッフ〜、なんてのもご機嫌でアイドルの華やかなデビューにふさわしい楽曲ですね。全体的に弾むようなテンポの曲も新人アイドルらしいもの。
腰に手を当てながらおっきなおメメをひん剥いてルンルン気分でテレビで歌う薫子ちゃんはアイドルそのもの、といった風情でした。当初は同期のキョンキョンや明菜ちゃんよりも人気があったというのも納得の可愛さと楽曲の出来栄えでした。
B面はほのぼのした曲で、薫子ちゃんの明るいボーカルもデビュー直後の初々しいアイドルならではという感じでやわらかな雰囲気と共にとても爽やかな曲。
「虹いろの瞳」
三浦徳子/網倉一也/大村雅朗
C/W「風のジェラシー」
三浦徳子/網倉一也/大村雅朗
1982年3月21日



『愛になりたい…Kaoruko』