「恋あなたし・だ・い!」
TAKU/TAKU/馬飼野康二
C/W「いけないのですか?」
岩井小百合/岩井小百合/馬飼野康二
1983年7月13日

岩井小百合

83年デビュー。
83年デビュー組というと前年82年のアイドル大豊作とは裏腹に大物アイドルが登場しなかった年で
この年デビューのアイドルの小粒感は拒めない。が、そんな中で一人83年をリードしていたのが彼女。当時一世を風靡していた横浜銀蝿の妹という異色とも思われるキャッチフレーズで真っ白なウェディングドレス姿でデビューしました。まさに妹的なアイドルで女の子ウケはどうだったかわかりませんが個人的には同性でも可愛くて大好き。
83年の新人賞総ナメ、武道館最年少公演記録などかなり勢いのある新人アイドルとして83年デビューのアイドルの中でもかなりの活躍ぶりだったと思います。デビュー当時14歳という幼さで小さくて可愛い、キャピキャピした歌、そしてポニーテールにヒラヒラドレスというアイドルのビジュアルイメージを体現したかのようなルックスと楽曲コンセプトでデビュー1年をあっという間に駆け抜けました…が、その人気は1年間のみでその後はレコードも出し続けるも凋落の一方。伊藤つかさ等もそうでしたが低年齢アイドル(ロリコンアイドル)の宿命ともいえるのか?
僅か1年とアイドルとしての賞味期限は短い方でしたが、最も濃密な1年間を駆け抜けたアイドルではないでしょうか。楽曲の方もキャッチーでアイドルらしいものが多く、今聴いても80年代アイドルのきらめきを感じるものが多々。アイドル後はミュージカルの主演やレポーターに挑戦したり、パチプロになったりと様々な方向でご活躍されていましたが、2003年に結婚、現在は女の子と男の子の2児のお母様となられました。ライブ活動も近年されていたようで、また子育てがひと段落したら歌っていただきたいものですね!これからのご活躍にも期待しております。

『3年7組いわいさゆり』
1983年
1「ドリーム・ドリーム・ドリーム」
2「ボーイフレンド大作戦」
3 「ドレミファソーダ!」
4 「晴れたらRainbow」
5 「ドキドキHeartのバースディ・パーティ」
(おしゃべり1)
6「横浜チック」
7「素敵な恋どろぼう」
8「一枚の写真」
9「いけないのですか?」
10「To You love letter」
(おしゃべりとピアノ)

岩井小百合のファーストアルバム。
シングルはデビューシングル「ドリーム・ドリーム・ドリーム」からセカンドの「ドキドキHeartのバースディ・パーティー」まで収録されている。
A面5曲は作家陣によるアイドルらしいナンバーが並び、
B面5曲は彼女の作詞・作曲によるものというからアイドルのデビューアルバムとしてはちょっと異例な作風ともいえる。新人アイドルにお約束の恥かしい(笑)ナレーションも当然のように収録されていて、アイドルファンの嬉し恥かしな世界を楽しむ事も出来る。アップテンポなシングル2曲を収録しただけに、アルバムのテンションも期待できるものではありますが、A面とB面の温度差がちょっとキツいなぁ〜。A面には作家の手による岩井小百合のロリータ的声質と雰囲気を生かした軽めのアイドルポップスが並び、そこにヒットシングル2曲も挟まりなかなかいい感じなのです。
アイドルポップの定番ともいえるような路線の「ボーイフレンド大作戦」、タイトルからブッ飛んでますがそんな所もポップでかわいい印象の小百合ちゃんには違和感なかった「ドレミファソーダ!」はイントロからソーダ水の泡を表現したかわいいもので(曲のラストもこれで終るのがいいセンス!)、
♪ドレミファソーダに相談(そーだん!)飲んでる間にあい・えぬ・じー!♪はちょっと病みつきです。コンサートでは♪そーだん♪ってファンのコールが入るのであろうなぁ〜と想像にたやすい。岩井小百合独特の子供っぽい声が強調されていてちょっと幼稚なアイドルソングという感じではあるが、14歳らしい女の子の世界ともいえる。
「晴れたらRainbow」ではこのA面の中では唯一のスローナンバーで彼女の”歌”をきちんと聴く事ができる作品となっている。そういえば、岩井小百合というと一瞬で風速のように消えたアイドルとして語られがちですが小さい頃から数多くののど自慢に出場、優勝しのど自慢荒らしと言われていたそうです。


まぁそんな感じでシングルを筆頭にわりかしまとまってるA面ですが、B面がちょっと厳しい。
B面に針を落とすとまず彼女の<おしゃべり>から始まる。
『3年7組 岩井小百合です。小百合のファーストアルバム、いかがですか?
楽しみにしていたLPが出来上がって、今、とってもうれしい気持ちでいっぱいです。
でも、これから聴いていただくのは、わたしが作った5曲なんです。
ハッピーなさゆり、さびしがりやのさゆり、なんだかあなたに心の中をのぞかれちゃいそうでちょっぴり照れくさいけど、こんなさゆりもいるんです。どうぞ聴いてください』
である。「ちょっぴり照れくさいケド」って聴いてるこっちが恥かしいわ〜(笑)
で、エレクトーンが特技という彼女の特技を生かした<自作自演コーナー>が始まります。
純粋に彼女が歌ってればそれで幸せダ!という人には満足できる内容かもしれません。
冒頭の「横浜チック」やシングルカットしても問題ない(レッツヤンでも披露してましたね)「素敵な恋どろぼう」はなかなかの出来ですが、それ以外が個人的には少し辛かった。
「いけないのですか?」は後のシングル「恋あなたしだい!」のB面曲にも採用されてますが、この♪いけ〜ない〜のですかぁ〜〜〜、という彼女の金切り声のようなロリボイスには参りました・・・ネ。
A面が職業作家によって作りこまれたものだっただけにその温度差は明確でB面も最初の1枚目は職業作家できちんとまとめてみるとか、1・2曲彼女が作るとかそのくらいにしておけば良かったのではないかな〜。アルバム全体としては彼女の可愛らしい雰囲気をうまく出していてアイドルのデビュー盤らしい初々しさがありますが、A面・B面のばらつきで評価が少し下がってしまう。
スタッフサイドとしては彼女の特技エレクトーンを前面に出す事によって「歌だけじゃなくって、岩井小百合は作詞・作曲もできちゃうアイドルなんですよ〜」という彼女の商品価値を高める上での自作自演コーナーだったのかもしれませんが。
B面の終わりにも彼女のピアノ演奏とおしゃべりが収録されており、
『いかがでした?さゆりのファーストアルバム”3年7組いわいさゆり”。今、さゆりは中学校3年7組なんですよね。毎日元気に学校に通ってます。だから、そんなお化粧していない、制服のままのさゆりを聴いていただきたいなってこのタイトルにしました。
でも、こうしてあなたにそんなさゆりを聴いていただいていると思うと胸がどきどきしてきます。
これからもたくさん詩や曲を書いていろんなさゆりをお聴かせしたいと思います。最後にアルバム聴いてくれてどうもありがとう。それじゃまた!3年7組 いわい さ・ゆ・り でした』
と終わる。台本に書いてある事をそのまま読んでいる感じが、良い(笑)
「胸がどきどきします。」とか今となっては(昔もか?)絶句ものの赤面ゼリフもアイドルだからこそ許されるモノ。
彼女の声は今でいうアニメ声という感じでとても可愛らしく、この<おしゃべり>だけでもこのアルバムにおいて充分華を添えているといえる。
全体的にはロリータアイドルのアルバムという印象ではある。
アルバムの為に収録された楽曲は無難な路線で良くも悪くも普通で特別秀でた作品はないかも。
やはりシングル2曲が際立ってしまうのが岩井小百合はシングル歌手なんだなぁ・・・という認識をさせられてしまう。しかし、この後デビュー1年にしてライブ盤・ベスト盤を発売しLPの方もシングル同様にかなりのハイペースでリリースした岩井小百合。シングルとしての充実感は1年目はかなりのもので、どの曲もスタッフ陣が勝負をかけているのがよく分かりますがその分ちょっとアルバムが寂しく感じるのは致し方ないのでしょうか。翌年のアルバム『FAIRY』でやっと「岩井小百合のオリジナルアルバムもいいじゃん!」と思いましたね〜。
岩井小百合の現代の14歳にはない、妙にませたりしてない純な14歳の女の子を感じるには充分ときめく作品でしょう。


「恋のアメリカン★パトロール」
岩里祐穂/馬場孝幸/鷺巣詩郎
C/W「シネマのような物語」
岩里祐穂/岩里未央/鷺巣詩郎
1985年4月21日

もうこの頃になると「まだレコード出してたの?」って状態でしょ、一般層には。
しかし出してましたわよぉ〜〜小百合ちゃんはっ!
「パラレルガール」後、「そっとさよなら」というやはり哀愁路線のシングルを出しておりますが、やはり結局は迷走の果てに従来のアイドル路線に舞い戻ってきました。この曲は彼女にとっては最後のアイドルらしい曲となってしまいましたが。
そんな世間的には忘れ去られ、アイドルとしてのポジションも危うい中突如居直ったようにバリバリのアイドル路線でリリースされたこの曲はまた名曲なんだよねぇ!
個人的には「パラレルガール」なんかよりもイントロの意図的なぎこちなさとかシンプルなピコピコ感とかにテクノ歌謡を感じてしまいます。
彼女の歌唱もやはり可愛らしいんですが、全盛期よりも声に落ち着きと歌唱力がついたぶんTVでの歌披露での♪F・B・I!、なんて部分とか力強くてかっこよかったです。楽曲自体はなかなかイイ線いってるんですがやはり84年・85年の新人の勢力に今更勝てるわけもなくあえなく撃沈。やはり彼女は哀愁路線よりはこういう曲をリリースし続けた方がアイドルとしての位置は保てた気がしてなりません。
TVでの古着のようなボロい黄色のシャツに黄色のシャンプーハットという衣装はなんだか悲壮感に拍車がかかっていて痛々しくて目も当てられないよぉ…!
B面はマイナー調でとことん攻めてくる曲。
だけどちょっとしつこい感が拒めないんだよね、これ。

年末の賞レースを念頭に置いたであろう気合いの入った勝負曲。この時点で4枚目のシングルというのが凄すぎ。スタッフの気合 いの程も分かるというもの。小百合ちゃんの曲の中では1番売れた曲でベストテ ンにも横浜銀蝿のお兄さんつきで出演。 曲は横浜銀蝿のマスコットガール岩井小百合らしいといえばらしい銀蝿のTAKUによる正統派オール ディーズ歌謡路線。 そんな正統派過ぎる決まりきったようなわかりやすい楽曲のキャッチーさもアイ ドル岩井小百合の魅力であり、他の歌謡曲路線のアイドルとは違う弾けた感じが ありました。 本当、アイドルそのものという印象なんだよね。

曲中の男性合いの手を入れる部分は松浦亜弥の「桃色片思い」の合いの手部分と 似ていてなんかいつも気になってしまう。 そういえば小百合ちゃんもの曲にも「いちごの片思い」てのがあったわね?(笑 ) この曲で83年の新人としては確固たる位置についたような気がします。 案の定年末の賞レースでもこの曲を歌ってくれました。 ♪あなたしだい!、の部分のキメポーズはカメラワークも手伝ってアイドルとし ての輝きを存分に見せてくれるもの、デビュー時よりも更に輝いてました。 これから更なるビッグアイドルになる事を予感させるには十分な雰囲気と勢いが ありましたが、まさか一年だけとは。
レコードの方も三面ジャケットにピクチャーレーベル、組み立て式の紙製ペン立てがつくという力の入れ具合でアイドルとしての勢いを感じます。

この曲の衣装はテニスウェアのような衣装、白いフリフリミニドレス、ベストテ ンに出た時の鹿鳴館の舞踏会のようなドレスとかなり力が入ってました。
髪もポニーテールから下ろしたスタイルになってちょっぴりお姉さんぽい雰囲気 になってまた可愛かったのよね。 B面「いけないのですか?」はファーストアルバムからの使い回し。 小百合ちゃんの自作曲というのがウリでした。
このテの歌をうたうには声が幼いのがややネックな気もしますが、ロリコンには 堪らないかと。 そういえばこれだけシングルを出しているのにオリジナルアルバムはこの年一枚 しか出してないんですね。
シングル主体というのもアイドルらしい戦略といえばそうですが。最もレコーデ ィングする時間もなかなか無かったでしょうから一枚が限界でしょうね。
このアルバム『3年7組いわいさゆり』も小百合ちゃんのナレーション等が悶絶モ ノの恥ずかしさを伴う可愛いさ。ただ楽曲的にはやはりシングルの方が強いなと いう印象で岩井小百合はシングルレコードのアイドルという印象です、私の中では


「パラレルガール」(フジTV系連続ドラマ「クルクルくりん」主題歌)
とりみき/三木たかし/鷺巣詩郎
C/W「IN THE SUMMER OF'90」
とりみき/三木たかし/鷺巣詩郎

1984年5月15日

デビュー年・83年の好調から一転、84年になり”ショートカットに変身"と共に人気・レコードセールス共に伸び悩む事に。そんな小百合ちゃんの84年第二弾がこの「パラレルガール」である。
本人主演のドラマ『クルクルくりん』の主題歌というタイアップ付きのリリース。
「早春メモリー」の哀愁路線が振るわなかった事に痛手を感じたのか(遅いという気も)今作はアップテンポでポップ、きらびやかなシンセサイザーのアレンジが光る岩井小百合らしい
アイドルポップスとなっている。歌詞はドラマの原作漫画のとりみき自身が書いており、
ドラマの内容に沿ったポップで楽しいものに。
言葉遊びのようなフレーズ(♪ポッピン!ショッキン!ドッキン!)等も曲のきらびやかでポップなアレンジをより引き立てている。
基本的に当時隆盛のアイドルテクノ歌謡の部類。
♪ぶりっ子、茶目っ子、悪魔っ子、というフレーズは古さ(時代)を感じるも変身モノというドラマの内容にはあったもので歌詞のユニークさと曲が見事に融合した曲となっている。岩井小百合自身はこの曲を歌う時は銀色の宇宙人を思わすミニのキュロットにブーツという出で立ちで、そんな部分でもこっそりテクノ感を演出していた(笑)しかしながら、そんな再浮上させるべく作られたであろう入魂の一曲も世間的には哀しいかな、見事スルーされる事に。
残されたのはお世辞にも似合わないショートカットが妙に痛々しい岩井小百合、
という結果になってしまった。彼女らしいユニーク且つキッチュな歌詞と楽曲であっただけに再浮上できなかったのは残念でならない。
改めて芸能界、特にこの時代のアイドルの難しさを感じる。
歌唱力も全盛期よりも格段に良くなっており、はっきりとした歌声でしっかり歌い上げているのが伝わる。従来の可愛らしさだけではなく力強さも加わった感じ。
B面は透明感溢れるサウンドが美しいゆったりとした曲。
♪渚はSE,サウンド・エフェクト、という歌詞がやたら残る。
このようなスローな曲を歌っても"子供声"が以前よりも前面に出ず落ち着いた曲も歌いこなせるようになったのは彼女にとっては大きな成長でしょう。

「いちごの片想い」
竜真知子/馬飼野康二/馬飼野康二
C/W「いちごの片想いPartU」
竜真知子/馬飼野康二/馬飼野康二
1983年4月13日
こちらは前作からなんと1ヶ月という速さでのリリース。
通常のアイドルが3ヶ月おきに新曲出している事を考えるとこれは明らかに速すぎるでしょ。
一気に売り込みたい事務所の戦略は丸分かりですが、これはアイドルとしての賞味期限をかえって早めてしまっただけかと。曲が浸透しないうちにハイ、次の曲!ではなかなか印象にも残らないというもので。そのあたりがホント、残念ではあるんだよね。
小百合ちゃん本人に非があるわけではないだけに。
この曲はまさに春らしい、「いちご」を前面に出したものでとってもキャッチー!
個人的に小百合ちゃんの出したシングルの中でも特に好きな曲。
♪恋はストロベリー ベリーグッド♪なんて語呂合わせみたいな歌詞もリズムにハマっていて思わず口づさんでしまう効果があるわね。
キラキラ、コロコロした感じを与えるアレンジも春の光やいちごの可愛らしい質感をイメージさせるのには充分でまさにアイドルだから歌える曲というもの。
いちごという果物は岩井小百合のイメージにはピッタリだったと思う。
B面はお手軽にPartUという事になっています。
♪去年までとは違うみたいね〜、とA面の続編というまとめ方がされています。♪私ミルクもシュガーもいらないの、って事ですが充分ミルクやシュガーを感じさせるスウィートな歌声が楽しめます(笑)でもなんとなく無理矢理さを感じてA面の候補曲がボツになって再利用されたのかしら?なんて事も思わせたり。
PartUなんて出してしまうあたりややレコードリリースの速さの無理さを感じてしまいますが。
「ドキドキHeartのバースディ・パーティー」
翔/Johnny/馬飼野康二/BackgroundVocal=銀蝿一家
C/W「初恋」
竜真知子/亀井登志夫/馬飼野康二
1983年3月9日
セカンドが僅か2ヶ月空けてのリリース。

この曲はデビュー曲候補だったそうですが、小百合ちゃんの強い希望で上記の「ドリーム・ドリーム・ドリーム」がデビュー曲となったとの事。
こちらは作詞・作曲陣を見ての通り横浜銀蝿カラーの強いロックンロール歌謡といった趣の曲。
これまたキャッチーなナンバーで岩井小百合らしいですね。
しかしながらこの曲はツッコミどころ一杯で聴く度に笑えちゃったり。
親衛隊のコールよろしく「小百合!小百合!小百合!」「さゆりちゃ〜〜〜ん!」とバックで叫ぶのはモチ、横浜銀蝿のおにいさん達で…(笑)
バックの掛け声とのやりとりもあったりして(「なぁ〜に?」って部分はめちゃカワイイなぁ!)、なかなか楽しめます。
間奏の感情の一切こもらないヤル気なさげな「レッツゴー!(棒読み)」もステキ。
いかにも指示されてる感がアイドル感を更に醸し出していいですね。
こういう王道のロックンロール歌謡っていうのも小百合ちゃんみたいなカワイイ系アイドルでは珍しいような気がしますが、横浜銀蝿ファミリーだから出来るコンセプトなんだろうな〜。この曲は衣装もとっても可愛くて、左のようなミニのセーラー服というスタイル。カラーは二色あってこのホワイトを基調にしたものとブルーを基調にしたものがあってとっても似合ってるんだよねぇ。カワイイ!

B面はA面とはうって変ってゆったりした純情系ソング。
小百合ちゃんの持ち味を存分に生かしたメロディーラインの綺麗な曲。
ただこのシングルは前作より売上がおちちゃってるんだよねぇ。
銀蝿一家のおにいさん達の強引なコール参加が微妙にドン引きに繋がったのか?
まぁ確かに曲自体はイイ線いってるんですがこの演出がなかなか奇妙ではある(笑)
こちらのシングルはダブルジャケット、表のジャyケットよりも裏ジャケのセーラー服姿のジャケの方が可愛く撮れてて好きなんだけど。(私の中では裏面がこの曲のジャケよっ)レーベルもセーラー服姿でかわいいね。


「ドリーム・ドリーム・ドリーム」
TAKU/馬飼野康二/馬飼野康二
C/W「I LOVE Myダーリン」
嵐ヨシユキ/アキ&イサオ/馬飼野康二
1983年1月12日

岩井小百合オフィシャルサイト
小百合ちゃん自身が作成されたご自身の公式サイトです。小百合ちゃんの日記なども読む事ができます。
これからもご家庭を大事にされながら活動頑張ってくださいね。

岩井小百合LoveLetter
小百合ちゃんのファンサイト様。
小百合ちゃんのアイドル時代〜現在にまで至る豊富な写真(圧巻!)を中心に小百合ちゃんの情報満載のファンサイト様です。

・小百合ちゃんに関するページ・


魅惑のアルバム

「早春メモリー」
有馬三恵子/鈴木キサブロー/矢野立美
C/W「ときめきの季節」
有馬三恵子/鈴木キサブロー/矢野立美
1984年3月1日

年が明け、出した新曲は…もう完全にこの曲で凋落が決定的になった気が。
イントロからハッハ〜〜というもの悲しげないかにも「これから悲しい曲が始まりますよ」とでもアピールしたげな重苦しいコーラスと哀愁に満ちたメロディーが・・・前年のポップな楽曲の数々でイメージづけられた岩井小百合のイメージは音を立てて崩れ去ったかと。少し大人っぽい、これまで歌わなかったコンセプトの歌を、って事で悲恋モノの哀愁ソングを選択したいスタッフサイドの気持ちもわかりますが、前年掴んだ勢いをもう少し緩やかにでもいいから継続させて欲しかった所。おまけにジャケットではデビュー当初からのトレードマークのポニーテールですが、この時期の小百合ちゃんは自ら事務所に承諾を取らずにショートカットにしてしまい。これがまたファンの私が言うのもアレですが、全然似合っておらず(笑)小百合ちゃんのお顔の印象もなんだか地味に見えてしまってかなり損をしてたと思います。個人的にはアレンジにも繊細さを感じ、春のほがらかな光を感じるB面「ときめきの季節」の方が断然良い。小百合ちゃんの柔らかな声も生かされていてこちらがA面ならもう少し結果は違ったかも・・・しれません。ただやはりアイドル。決定的なトレードマークだったポニーテールを辞め、新たなヘアスタイルが本人に似合っていればそれはそれで新鮮な新しい魅力となったのでしょうが。そういう意味では松田聖子って凄いよねぇ。
あ〜んなに髪型コロコロ変えて本人には似合ってないだろ、って髪型もたまにあるんだけど人気がぶれる事はなかったし。岩井小百合はまだ新しい分野に挑戦するのが早すぎたのでは、という気も。まだ2年目だし、地を固めて岩井小百合らしい路線というのを堅実に掴んでいく時期だったんだと思います。
アイドルとしての勢いがとてもあった子だっただけに凋落もあれよあれよという急激な速さでした。それはやっぱりプロモーションに問題があるのでは?と思ってしまうのよね。行き急ぎすぎた、という言葉が彼女を見ていると思い浮かびます。でも彼女に非はないのであしからず。もっとゆっくりアイドルさせてあげたかった、という方。

デビュー曲。ジャケット通りの真っ白の可愛いウェディングドレス姿で歌う姿はとても可愛らしく、印象的でした。同事務所という事だけで"横浜銀蝿の妹"という(笑)なんとも対比に苦しむキャッチコピーでデビュー。
この時点でも83年の新人.1という風情でかなりの勢いのあるデビューでした。
曲はとにかくキャッチー!「覚えやすい」というそれだけに重点を置いたような作風で14歳のウブなアイドルのデビューにふさわしい夢見る夢子な作詞を横浜銀へのTAKUが提供。TAKU(横浜銀蝿)の不良チックなイメージとは裏腹にキラキラおメメの少女漫画でもあまり類を見ないだろうと思われる夢いっぱいのブリブリ乙女な世界観が笑える。それを歌う岩井小百合自身はその世界観に完全にハマる人材だったのが唯一の救いか。この曲はオリコンでも20位くらいには入っていたような。新人のデビューとしてはかなり好調で、83年組の中でもぶっちぎり(横浜銀蝿ぽく)だった筈。お世辞にも歌は上手いとは言い難いですが、14歳ならではの可愛らしさというかお子様っぽい口先歌いな感じが可愛いね、って許せる感じ。(ソフトクリームのユミとかと同系列の歌声)
そんなプリティーな声がこのメルヘンチックな歌を更にメルヘンチックな雰囲気にしていたとも思うし。曲も歌詞のメルヘンっぽさを強調して可愛らしいものになっているものの、疾走感のあるギターがさり気なくカッコよかったり。
歌詞は結婚を今から夢見てしまう、14歳の女の子という設定で
♪やさしいあなたの口ずけ受ける時 言われそう泣き虫のBABY♪
ベイビーってアイドルが言うかなぁ??このセンスって完全に横浜銀蝿のセンスだよねえ・・・アハハ。
B面は小百合ちゃんのキャワイイ声が生かされてますね。A面のインパクトが強いのでそれほど残らない曲ですが、小百合ちゃんのこの歌声で充分ですって感じかな。
とにかく、小さくて可愛い!という印象がこの時期の岩井小百合で同時期デビューで同じくポニーテールの武田久美子よりも純粋で自然体な可愛らしさは幅広く受け入れられたと思う。小さい頃からちびっ子歌合戦で活躍したり(これがキッカケでスカウトだそうです)、映画「ガラスのうさぎ」で子役をやっていたりとデビュー前から活動していた彼女、デビューとはいうもののなんかもう貫禄みたいなものがありましたねぇ。おどおどしている所が無くて小柄だけどとても堂々としていて。アイドルとしてはデビュー当初から完成され過ぎていたような気も。
レコードのリリースペースも通常のアイドルより速くて、レコードジャケットの裏にはもう次の新曲のタイトル・発売日が書いてあるという有様。
これは他のアイドルでは見かけないもので、なんかいき急ぎすぎでは?と思ってしまう。もっとゆっくり通常のペースで売っていれば岩井小百合のアイドルとしての寿命も1年、なんて事にならなかったのでは…?なんて思うんだけどね。
デビュー盤は力が入っていてレーベルも両面違うものになっています。
まだあどけなさが残る小百合ちゃんがとっても可愛いですね。



「水色のラブレター」
竜真知子/鈴木キサブロー/馬飼野康二
C/W「もう一度LOOK AT ME」
竜真知子/鈴木キサブロー/馬飼野康二
1983年11月6日

83年のラストを締めくくるこの曲はいよいよ年末賞レースへ向けての畳みかけというような更なるポップな1曲。
もうこれで83年の新人賞は岩井小百合がいただき!という感じですねぇ。
にしても一年間にシングル5枚も出してます。
今回改めてジャケットをよく見ると岩井小百合&太平大三バンド、という表記がされていました。恥かしながらこれまで全く気付きませんでした。
このバンド、どのようなバンドなのか調べてみましたがどのようなバンドなのか分かりませんでした。イントロから弾みまくるリズムにのせて小百合ちゃんが軽快に歌ってくれます。やっぱこういうテンポのいい曲が彼女には合うのよねぇ。
ブラスと弾むようなリズム隊との絡みは絶品!
まぁ確かにポップでキャッチーな曲なんですが、どうも私にはやや軽くて薄味に感じてしまう1曲でもあり。耳触りがいい事だけに重点を置いて曲を作るというという感じになるんだろうな、という気も。もうちょっと曲構成にメリハリが欲しい所。この曲、水色の〜っていうくらいなのに衣装は赤で統一されていてそれがなんとも私には奇妙に感じました。秋に行われた武道館コンサートの衣装のお下がりなのか?ちなみに次作の「早春メモリー」のブルーのスパン付きドエrスはコンサートの衣装のお下がりだったようで。この曲では水色の衣装を着てほしかったなぁ!ただ、83年のアイドル岩井小百合のラストを飾るには充分な曲だと思います。B面は岩井小百合には珍しい路線の曲。相変わらずのお子様声ですが、以前よりはこういう歌もうたえる歌唱力が表現力と共についてきたかな、という感じ。個人的には好きな隠れた名曲。彼女には哀愁ドロドロの歌は似合わないけれど、サビで綺麗に盛り上がるこういう曲ならいいなぁ、とも思わせる曲。シングルを出すごとに確実に歌の幅は広がってきているように感じます。♪熱いミルクティーが二つ運ばれた窓際、って歌詞がこの時代感が漂っててとても好きだわぁ。